前回ではコロナウイルス等呼吸器感染症に関する対策(運動)について投稿しました。

前々回の投稿でも言うように基礎疾患を患っている人は重篤化のリスクが高値となっています。

すぐ健康になることは不可能ですが、毎日健康を意識して生活すれば徐々に健康となっていくことは誰でも出来ます。

そこで今回はコロナウイルス等呼吸器感染症に関する対策(食事)について書いていきたいと思います。


極めて悪性の微生物でない限り、あらゆるウイルス攻撃から身を守る為の原則は単純です。

「健康を増進する食生活を実践し、適切に栄養補給して、免疫系に欠かせない栄養素を確実に供給する」ことです。

要はしっかりバランスよく食事をとろう!ということです。単純ですよね!

でも現代人の食生活の変化など様々な原因で、十分な栄養摂取を出来ていないのが現状です。

このような記事もあります。

出典:栄養失調による死者数は殺人被害者の4倍!統計から読み解く「日本人の死に方」

年に栄養失調は1697人で、逆の肥満と過剰摂食64人の人が死んでいる。という数字は私自身も驚きがあり、でも現状の食生活ならあるのか…とも感じます。

現代人の隠れた危険「現代型栄養失調」は、皆さんの身近に潜んでいます。

出典:日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する討論会

上記の資料にあるように現代人のカロリー摂取量は昭和の頃と比較すると減少していることがわかります。自己流の無理なダイエット、食事がファストフードに偏っていたり、同じものばかりを食べているケースで、タンパク質やビタミン、ミネラルといった特定の栄養素が不足してしまう、そういう状態が「現代型栄養失調」と言われています。

又、動物性脂質の摂取量は増加しています。脂質は、同じ重さで比べると、炭水化物やたんぱく質よりも大きなエネルギーを持っています。なので、脂質の多い食品は少量でも大きなエネルギーを持っており、脂質をとりすぎると、特に運動不足の場合にはエネルギーのとりすぎになります。とりすぎたエネルギーは体脂肪として蓄積されるため、肥満メタボリックシンドロームの原因となります。

このような食生活では健康になる事は無く、基礎疾患を助長してしまう最悪のスパイラルにはまります。

まずは、自分の食生活を見直し、栄養摂取に意識を持つことが重要です。


すぐ出来る実践は商品の裏に表示してある成分表を見る事です。そこにカロリーや栄養素がどのくらい入っているか記載してあります。

「この商品ってカロリーこんなにあるんだ」「脂質がすごく多いな」など実感することが出来ます。

この実感が重要で意識を持つキーとなります。まずそこから始めましょう。健康への意識を少しずつ養っていってください。

コロナウイルスの対策と少し外れた話になっているように見えるかもしれませんが、これが原則なのです。

「人の身体は食べたものから出来ている」

それを実感してコロナウイルスなどウイルスに勝つ免疫力の高い身体を作りましょう。

 

あと手洗いうがいなどの予防もしっかりおこなってくださいね!