こんにちは!パーソナルトレーナーの百崎です。

今回はとても気になる記事を見つけたのでシェアと私の想いを投稿したいと思います。

一番下には、「首凝り解消!今すぐ出来る簡単トレーニング」も記載していますので最後までご覧ください。


めまい、頭痛、更年期障害…“首こり”が引き起こす不調

出典:「女性自身」2020年3月10日号 掲載

出典:平成28年「国民生活基礎調査の概況」より

肩凝りといえば多くの人の悩みの種ですね。私のクライアント様にも仕事柄、肩が凝ると仰られる方が多いです。

特に女性の悩みが多く「腰痛」や「手足の関節が痛む」などを抑え、女性の体の悩みの第1位となっているようです。

肩凝りからの「頭痛」や「めまい」など、つらい症状で悩まれている方も多いのではないでしょうか?

しかし、悪化する頭痛やめまいは肩凝りが原因ではないのです。首が凝っているからです。

首こりの主な原因は2つあります。①長時間うつむいていること。②むち打ちの既往があることです。なかでも近年増加しているのは①です。パソコンやスマホを使う機会が多くなり、この10年ほどで首こりの患者さんは増えてきているとの事。特に女性は、もともと男性より首の筋肉量が少なく、首が凝りやすい傾向があるようです。

こうしたうつむき姿勢を続けていると首こり病(頸筋症)が発症します。

これは、首の筋肉に疲労が溜まりし、筋肉痛やハリを起こしている状態のこと。顔や頭を動かすと痛みが生じたり、うまく動かせなかったりしますが、この時点ではあくまで『筋肉の疾患』。そのため、治療も鍼灸や温灸などが中心となるようです。

この状態が長く続くと「頸性神経筋症候群」となってしまいます。

首の筋肉に異常をきたし伸縮性を失うと、頸椎を通る自律神経が圧迫され、自律神経が不調を起こします。このように、首こりが元で神経に異常をきたすのが『頸性神経筋症候群』です。

自律神経は呼吸や消化のほか、脈拍や血圧、体温調整など「生命維持」のために必要な機能を調整する働きをもち、その働きが悪くなれば全身に悪影響を及ぼします。

■頭痛

■めまい

■うつ症状

■更年期障害

その他にも...

■自律神経失調症 ■パニック障害 ■むち打ち症 ■慢性疲労 ■血圧不安定 ■機能性食道嚥下障害 ■機能性胃腸症 ■過敏性腸症候群 ■便秘症 ■多汗症 ■不眠症 ■ドライマウス ■ドライアイ ■起立性調節障害

などさまざまな症状の引き金になる事が分かっているようです。

「ストレスのせいだと思って心療内科に行ったり、女性ホルモンの低下を疑って婦人科に行ったりしても症状が改善しなかった人が、首凝りを治療したことで快方に向かった例は後を絶ちません。やむくもにいろいろな病院で診療してもらう前に、まずは“首こり”の予防を心がけてみましょう」


様々な症状故に真の原因までたどり着けないとは...とてもつらい状態に陥ってしまいますね。

「長時間うつむいている事」の原因がPCやスマホと書いてありますが、私は普段の生活での姿勢も大きく影響していると感じます。巻き肩、猫背の不良姿勢だと頭部が前突してしまい、嫌でも視線は下がりうつむき加減となってしまいます。

そして、そのような姿勢で歩いている人がとても多いと感じます。

今一度ご自身の姿勢を確認してみてください。周りから「いつもうつむき加減だね」とか「疲れてるの?」と言われるという人。よく肩が凝っているなと思われる人は早急に意識してください。

「首凝り解消!今すぐ出来る簡単トレーニング」

①肩を落とす(肩をすくめて脱力。肩が真下に落ちるのを確認し、その方向へ少し力を入れて落としきる)

②胸を張る(胸と胸の間を斜め上へ突き出すようにする)

③顎を引く(二重あごを作るようにする)

①②③の姿勢を作って10秒ほどキープ。それを3回ほど毎日行いましょう。

つらい症状で苦しむ前に一度試してください。